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アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)

大脳の①全般的な萎縮や、②老人斑、③神経原線変化の出現を特徴とする神経変性疾患である。

認知症の中で最も多い。

64歳以下で発症した場合をアルツハイマー病、65歳以上で発症した場合をアルツハイマー認知症と呼び分けることがある。

①海馬、側頭葉、頭頂葉の萎縮→記憶障害、遂行機能障害、物盗られ妄想などを生じる

神経細胞外にアミロイドβ蛋白が蓄積して出来た、一見シミのような異常構造物である

神経細胞内に過剰にリン酸化されたタウ蛋白が蓄積してできた異常線維構造である

【画像所見】
アルツハイマー認知症が進行すると、海馬・側頭葉内側面を中心に大脳皮質の萎縮がみられ、脳溝や脳室が拡大する
脳溝・脳室の拡大→認知機能の低下
海馬の萎縮→記憶力の低下